#09
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わが家の「シンプル」に合う表札選び グレージュ外壁の戸建てで映えるステンレス表札
「シンプルなのが一番いい」
年月を経て、そう感じるようになってきたという因幡さんご夫妻。
余計な要素を足さず整えることで、心の中にゆとりが生まれるといいます。
その感覚は、新居の玄関に掲げる表札選びにも表れていました。
- 表札取付時期
- 2024年10月
- 施工者
- 外構業者
- 住宅形態
- 新築
- 家族構成
- ご夫妻、お子さま2人
- 品番
- lcsr-22
- 本体色
- ブラック
- 書体
- 表英36
- サイズ
- 特注(181mm×90mm)
要素を減らすと、家は上品に見える
因幡さん宅は落ち着いたモノトーンの外観に、印象的な大きな窓が一つ。
家の形はほぼ真四角で、開放的な広い窓からはリビングの吹き抜けに光が差し込みます。
端正で洗練された雰囲気の外観が、通りから見てすぐに目に入ります。
シンプルだと、高見えしますよね
たとえば家の形をフラットにしたり、色数を抑えたり。
余分なものを減らすことですっきり整った雰囲気に仕上げる。それを因幡さんは「高見え」と表現していました。
たしかに、派手な装飾はないのにどこか品よく見える。そんな印象です。
門柱に似合う、ローマ字の筆記体
表札は、外構のことを考え始めた時期に探し始めました。
直感で「あの門柱に入れる表札は、絶対にローマ字の筆記体」と奥様が決めていたそう。
検索した結果、見つかったのが当店のbrio(ブリオ)[ lcsr-22 ]でした。
brio(ブリオ)は、ステンレス素材を文字の形に切り抜いた、いわゆる“切文字表札”です。
手で書いたような、繊細な書体のデザインをそのまま活かしてできています。
少しくずした筆記体で、読みやすすぎないのも特長です。
「これ、いいな」と、商品ページを見た奥様は一目で気に入ってくださったそうです。
「この表札で行くよ」って、妻が言ってきて。話し合いじゃなかったですね。
伝達でした。「もう決めたから」って。
僕もカタログで探していたんですが、それで本を閉じたんです (旦那様)
因幡家の表札は、さらりと決まりました。
大人になると、揉めなくなりますね
ご夫妻は、暮らすうちにいつのまにかお互いの意見が揃うようになってきて、ぶつかることも少なくなったのだそう。
表札を含む家づくりも、たくさん話はしたもののほぼ揉めることがなく「この場所はこれ、そっちはこれ」とスムーズに進んだといいます。
誤配達防止や表札デザインのアクセントに番地プレートを追加されるお客様も増えていますが、因幡さんは「あえて入れない」派。
名前だけで、さっぱりいこうと思って。うちのあたりは誤配達もそんなに心配ないので、番地はいいかなと
どの表札にするかを選んだら、次は名字に合わせたデザインを決めていきます。
家のイメージに合う表札づくりで、いちばん重視したのはサイズ感。
「あの門柱に、ちょうどいい大きさで入るかどうか」でした。
大きすぎず小さすぎない、ちょうどよく余白のできるサイズを、原寸大のデザイン原稿で見比べて探していきました。
外構業者とも共有しながら、表札の大きさを選んだそうです。
それから、Brio(ブリオ)は、表札が映しだす陰影も魅力の一つです。日の光やライトアップでの影を美しく出すため、壁から文字を浮かせるスペーサーは10mmにしました。
外構屋さんに「どのくらいの深さでつける?」って聞かれて。光が当たったとき映えるようにするのか、奥まで差し込んで壁面にしっかり固定するのか、と。でも、まったくわからなくて。
戸惑っていたら「10mmくらいのスペーサーを入れる人が多いですよ」と外構屋さんが提案してくれたので、そうしました
「inaba」だと文字数が少ない?表札デザインの悩み
色は、グレージュの外壁に合わせてブラックにしました。
順調に進んでいるかのように思えた表札選び。
ただ、因幡家の表札づくりには一つだけ小さな悩みがありました。
名字の文字数が少ないんです。「inaba」だと、文字が少なくて寂しい気がして…
旦那様は、綴りの長い名前に少し憧れがあったそうです。
長い名前って、かっこよく見えるじゃないですか。「g」とか「q」とか、下に伸びる文字が入ったらいいなと思っていました
反対に、奥様は旧姓の綴りが長かったので「文字数は少ないほうが楽でいい」というのが持論でした。
「そういう考え方もあるんだね」と家族で盛り上がったのは、ちょっとしたエピソード。表札を大きくする?それとも、大文字を工夫してみる?
解決策をいろいろ考えてみたそうですが…。
名前は変えられないし、仕方ないか
仕上がった表札は思いのほかバランスがよく、安心したそうです。
「設置してみたら、少ない文字数でもかっこいい。結果オーライです!」と旦那様。
門柱の表札が視線を自然に誘導する
「家主の名前を示す」という表札の役割のほかにも、因幡さんの場合は設置してよかった点がありました。
インパクトのあるおしゃれな窓は、大きいぶん外からの視線が少し気になります。
窓の前には造作門柱がありますが、目隠しにするには若干長さが足りません。
そこに取付けたのが、この表札でした。
表札が設置されたことで、前を通る人の視線が自然と表札に向くようになりました。
外観のアクセントとして目を引きつつ、きちんと読むには一瞬の間が必要。
そのバランスが、表札のちょうどいい存在感になっているようでした。
訪れた人は、インターホンを押す前に必ず表札を見ることになります。
皆「おしゃれだね」と言うのが嬉しいです。「そうでしょ?」って
表札は「今」の家族の形
2人のお子さんは現在、中学生と高校生。
家族の今の暮らしに合わせて整えた住まいだと、因幡さんは話します。
この家づくりは、子どもたちが小さいうちだったら、また違う希望や選択をしていたかもしれません
光の入る大きな窓と、リビングのスケルトン階段、キッチンの下がり天井。
それから、PC作業ができるキッチンの棚。ここはフリーランスの奥様の一番のお気に入りの場所です。
子ども部屋は、お子さんたちがそれぞれ自分でコーディネートしました。
高見えにこだわった、という因幡さんご夫妻。
「高見え」は本来、安いものを高く見せる言葉です。でも、因幡さんの使い方は、それとは少し違うように感じました。
家族が成長した今、一人ひとりが「自分の心地よさ」を考えて、因幡さんの家はできあがりました。
因幡さんの家の表札には、肩の力の抜けた家族の「今」が映っています。




